ネヴァーマインド(Nevermind)は1991年9月24日発売されたアメリカ合衆国のロックバンドニルヴァーナの2ndアルバム(メジャーとしては1ST)。
アルバム『ネヴァーマインド』は1990年から1991年にかけて録音された。プロデューサーはブッチ・ヴィグ、ミキサーはアンディ・ウォレスがそれぞれ担当。
より広い層にアピールするようボーカル/ギターを強調し、またラジオオンエアの際によりクリアに聞こえるように中音域に音を集めたミックスとなった。
また、ヒット曲『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』から始まる楽曲もメジャー市場を意識したものからアンダーグラウンド寄りのものまでバランスよく収録されており、ヘヴィメタルファンからロック/ポップのファンまで幅広いリスナーを獲得するに至った。
結果、『ネヴァーマインド』はベストセラーアルバムとなったが、ボーカルのカート・コバーンはこのアルバムに難色を示しており、また本来のニルヴァーナの音からはかけ離れたものであることは否めない。
特に『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』は強烈なメッセージ性とシンプルでパワフルなリフで新たな若者達のアンセムであるといわれ、シングルは驚異的な売り上げを示したが、カート自身はこの楽曲をいわゆる「クールな」若者たちを皮肉ったものとして製作しており(馬鹿みたいな詞と馬鹿みたいなリフの組み合わせというつもりだった)、その意図が曲がって伝わってしまったことに不快感を示している。結果として、ニルヴァーナの最も有名な楽曲であるにもかかわらず、カートが最も演奏したがらない楽曲となってしまった。
とはいえ、このアルバムはビルボードにおいてナンバー1となり驚異的な売り上げを示した。
シアトルのローカルバンドに過ぎなかったニルヴァーナを全米トップの人気バンドへと押し上げ、グランジ/オルタナティブロックムーブメントを全米に広げた。
バンド解散後もアルバムは売れ続けその売り上げは現在までに全世界で3000万枚以上とも言われる。
ネヴァーマインドはビルボードTop200において一位を獲得、また数々の批評家達からその年のベストアルバムに選出された。
RIAAによりゴールド、プラチナアルバムとして認定。しかしながら、保守的なグラミー賞には候補にも上らなかった。
2003年、ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500において17位に選出される。90年代以降のアルバムの中では1位。
ポップなのかもしれないけど、それでもロックを十分に感じられるアルバム。
音もとてもソリッドで、洗練されている。
たくさんの人が聴いているだけに、賛否両論はあるが、
伝説にふさわしいんじゃないかと思う。