古い一連の思考は新しく復活しました。
ちょうど古代のローマのストア学派たちが、理性の軽視を歎いて、それはフォルチュナ女神の崇拝が原因であると見たのと同じように・・・。
そして、この面をもっと深く広くかんがえることによって、運や偶然に対する近代科学の態度を見透す道がつきますが、それについては別の機会に触れることにします。
哲学者・科学者たちのほかにも、なお運を尊重するのに反対する有力な反対者がありました。
鋭敏・賢明な専政君主たち、政治家たち・・・
その他の権力者たちはしばしば、もっぱら実際的な理由から世俗一般の運の信仰に対して眉をひそめる傾向があったのです。
もし世のなかの平凡な人間どもが、幸運というものの一触で、自分の生まれついたのでない優越した境遇(富とか権力とか)を獲得できるかも知れないという事実に気がついたら、それは大きな危険であると彼らはかんがえたのです。
むろん、この考えを皮肉に逆用した統治者はめずらしくありません。
電話での占いはココです。