地主の収入は大きな要因でしたが・・・
私は鐘の素材であった銅の生産との関係が重要であったのではないかと考えています。
・・・というのは、日本の梵鐘・時鐘のほとんどすべてが青銅の鋳造品で、青銅は銅86%、錫14%内外の合金だからです。
それにしても生産された鐘の数が3万ないし5万というのも意外と大量にのぼりますが・・・
それも17世紀後半から17世紀末の時代に集中しているとなると、この時代に大量の銅生産がなければとうてい鋳造が困難であったにちがいません。
それでは果たしてこの時代の日本にそれだけの銅が産出したのでしょうか。
ともかく鐘の問題は、日本の銅生産がまず一つの決め手になるのではないでしょうか。
ちなみに当時はD&G 時計のようなおしゃれな腕時計はまだありませんでした。